犬の餌(ドッグフード)を食べたがらない時に必要な事
ドッグフードを替えたばかりの時
愛犬にも味の好みや食べやすさというものがありますので、ドッグフードを違うものに変えた時は、口をつけようとしなかったり、少ししか食べなかったりすることがあります。
いくら栄養バランスに優れたドッグフードを与えるとしても、少ししか犬の餌を食べてくれなければ、栄養不良に陥ってしまいますので、上手に新しいドッグフードに慣れてもらうことが大事です。
そのため、ドッグフードを替える時には、一気に替えるのではなく、以前のものに少し混ぜることから始めましょう。
そして、徐々に新しい犬の餌を増やすようにして、その味に慣れるようにします。
少し時間はかかりますが、こうした工夫をすれば、問題なく移行できるでしょう。
体調不良が原因で犬の餌を食べたがらないことも
今まではしっかりと食べていたのに、急に食事の量が減るようなときは、何らかの体調不良の状態になっていることが考えられますので、他に症状が出ていないかを観察してみるようにしましょう。
胃腸が弱っている時などは急に食欲が落ちることがありますので、下痢や嘔吐などをしていないかをチェックしてみましょう。
また、アレルギー反応を起こして全体的に体の調子が悪くなるということもありますので、皮膚のかゆみや呼吸の苦しさなどがないかを見ることも肝心です。
ちょっとした症状でもおかしいと感じたら、病気を疑っていたわってあげるようにしましょう。
年齢によって食事の量が減ることもある
年齢によって必要とするカロリーの量や栄養バランスが変わってきますので、年を取るにつれて今まで食べていたペットフードを嫌がることがあります。
特に、シニア犬になるとあごの力が弱まったり、脂肪分の多いものを避ける傾向がありますので、犬の餌を食べたがらなくなってきます。
そこで、年齢ごとに分けて作られているドッグフードを選んで、愛犬の状態に合ったものを買ってあげるようにしましょう。
シニア犬の場合は、高たんぱくでビタミン類が多く、関節炎予防にグルコサミンなどの成分が強化されている商品が多く見られます。
また、子犬の時期は成長のためにたくさんのドッグフードを食べますが、成長がある程度落ち着くと食べる量が減ることもあります。
こうした変化に気づいたら、アダルト犬用の犬の餌に替えてあげることができるでしょう。
上手におやつなどを使う
栄養価が高く高品質のペットフードであっても、味が気に入らず、愛犬が食べてくれないこともあります。
そんな時は、好みの味のフレーバーを犬の餌にふりかけてあげたり、おやつをあげたりして、上手に食欲を起こさせてあげましょう。
一回食べ始めると一気にドッグフードを平らげるという犬も多いので、最初に食欲を起こしてあげることが肝心です。
愛犬の味の好みを把握して、おいしく食べてくれるものをあげるように工夫してみるようにしましょう。
そうすることで、健康的な食事をあげることができるようになります。