犬の餌(ドッグフード)に含まれる着色料や甘味料
ドッグフードの食いつきを良くするために甘味料が使われることが多い
市販されている多くの犬の餌にはいろいろな種類の添加物が使用されています。
その一つが甘味料です。
甘味料はその名称が示すように、食事に甘みを加えるためのものです。
人間と同じように、犬も甘みがある食事をおいしいと思う傾向がありますので、ドッグフードへの食いつきを良くするために、甘味料を多く配合することがよく見られます。
特に、コストの低い犬の餌ではこうした状況が多く見られます。
質の悪い材料を使っていると、やはりそのままでは犬もあまり食欲が湧きませんので、甘味料を添加することでよく食べるようにしているのです。
しかし、たんぱく質やビタミンなどの重要な栄養素をしっかりと摂る代わりに、糖質の摂取量が増えてしまい、肥満や糖尿病などの病気リスクを高めてしまいます。
しっかりとした材料を使っていれば、甘味料を使うこともなく、愛犬も喜んで食べてくれますので、本来不要なものと言えるでしょう。
必要性のない着色料を避ける
安価な犬の餌の中には、着色料が添加されている傾向が見られます。
特に大きな袋で販売されているような、コストパフォーマンスを売りにしている商品で多く見られます。
着色料はドッグフードに色を着けるために使われますが、色が着いているから愛犬がよくドッグフードを食べるということはありません。
あくまで、人間が見たときにきれいに感じるからという理由で着色料が使われていることがほとんどです。
そのため、着色料は愛犬の必要性と益という観点から見ると、まったくもって不必要なものと言えるでしょう。
そのため、着色料が含まれているものはできるだけ避けた方が良いでしょう。
質の劣る材料を使っていると、どうしても色も悪くなるため、それを隠すために使っているケースもあります。
添加物不使用の犬の餌を選ぶ習慣を
このように、着色料や甘味料は愛犬の益のために添加されているわけではなく、むしろ愛犬の病気と怪我のリスクを高めるものとなります。
そのため、高品質で安全性の高いドッグフードは基本的に添加物が一切使われていません。
着色料や甘味料だけでなく、保存を高めるための防腐剤や酸化防止剤、ドッグフードの形を整えるための結着剤などが加えられておらず、自然な状態なのです。
使われている原材料が質の高いものですので、こうした添加剤を使う必要がなく、しっかりとした犬の餌を作ることができるからです。
病気や怪我を防ぐことになるので長期的に見てメリットが大きい
こうした質の高いペットフードは、添加物を使っている一般的な商品に比べて販売価格が割高です。
しかし、こうした安全性の高いものを使うことで、愛犬の病気や怪我を未然に防ぐことができます。
動物が病気をして治療を受けるとなるとかなり高額になる傾向がありますので、毎月プレミアムペットフードをあげても、長期的に見ると経済的にもメリットが大きいということになります。