犬の餌(ドッグフード)とおやつのちがいについて
質の高いドッグフードはそれだけでしっかりと栄養摂取ができる
原材料にこだわり安心できる製法で加工を行っているプレミアムペットフードは、それぞれの犬種や年齢に合わせた栄養バランスとなっています。
また、味も良いため愛犬がしっかりと食べてくれるというプラス面もあります。
こうしたことから、必要な栄養を補うためのサプリメントやおやつを与える必要はほとんどなく、犬の餌だけで十分に栄養をつけることができます。
シニア犬の場合は、足の働きが弱ってしまったり、関節炎になりやすくなったりすることから、カルシウムなどの栄養分を補強する必要がありますが、
シニア犬向けにこうした栄養分や、グルコサミンなどの関節に良い成分を強化している商品も多いので、効果的に体作りができます。
楽しみのためにおやつを与えることができる
このように、栄養バランスという観点から見ると、栄養価の高いプレミアムペットフードを与えるのであれば、特におやつやサプリメントをあげる必要はありません。
しかし、おやつをあげるとその食感や味の良さのために喜ぶ犬が多いので、楽しみのためにあげることができるでしょう。
固めのおやつをあげることで、あごを鍛えることになり、年を取ってからもしっかりと噛む力を保つことができるようになります。
シニア犬の中にはあごの力が弱ってしまって、ドッグフードを食べるのも大変という犬もいますので、こうしたおやつの習慣を作って老化防止に努めることもできます。
また、歯磨き効果のあるおやつも開発されていますので、定期的に与えることによって楽しみながら、虫歯予防をすることができます。
おやつに含まれている成分もチェックすることを忘れないように
毎日与える犬の餌の栄養分や原材料、添加物の有無などをチェックすることは、愛犬の病気・怪我予防になりますのでとても重要です。
しかし、ドッグフードだけでなく、おやつにも添加物が含まれていることは多いですし、いい加減な原材料を使っているケースも多く見られます。
特に味を良くして歯ごたえを出すために、甘味料や結着剤などの添加物が配合されていることが多いので注意しましょう。
せっかく犬の餌に気を遣っているのですから、おやつの中身にも配慮するようにしましょう。
ドッグフードとおやつを上手に使い分ける
愛犬が体調不良になっていると、食欲が落ちてしまって犬の餌をあまり食べなくなってしまうことがあります。
また、ドッグフードを替えたばかりの時は、味に慣れず食いつきが落ちてしまうことがあります。
そのような時は、食事の前に少しだけおやつを与えたり、細かくして犬の餌の中に混ぜてあげたりすることができます。
好きなおやつの臭いと味に惹かれて、ドッグフードも食べるようになるでしょう。
上手にドッグフードとおやつを使い分けて、愛犬が喜んで食事をするように工夫してあげましょう。
常にしっかりと餌を食べてくれるようにこうした工夫は役に立ちます。