大事なペットの健康管理におすすめのドッグフード
ペットといえども大事な家族、出来ることなら健康に長生きして欲しいですよね。
そんな時に見逃せないのがドッグフードです。ペットショップやホームセンターではドライタイプからウエットタイプまで、
数種類?数十種類のドッグフードが販売されていて、もちろん値段も質も違います。
人間と同じように犬たちの体も食べたものからつくられているので、なるべく質の良いドッグフードを選びたいですね。そこで愛犬の健康におすすめなドッグフードの選び方をご紹介します。
まずドッグフードを選ぶ際は成分表示を見て、無添加、新鮮な材料を使用、グレインフリーの3点をおさえているものを選びます。
ドッグフードはなぜ完全無添加が良いかというと、人工添加物には人間と同様に犬にとっても有害な成分が多く、健康を害してしまうからです。
主な成分が日持ちをさせるための酸化防止剤(合成保存料や防腐剤も含む)、見た目を良くするための着色料(特に亜硝酸ナトリウム)、
そして食い付きを良くするためのミール、甘味料です。
犬の内臓機能は人間よりも劣ります。そしてこれらの添加物は本来ドッグフードには必要のないものなので、
成分表示になくても極端に賞味期限が長いものや、はっきりした色のものはなるべく避けた方が良いでしょう。
ミールとは肉副産物で、主に鶏肉が使われていますが、人間が食べる肉とは違って内臓や骨、羽根など捨てる部分を加工して使われます。
病原菌や寄生虫に汚染されていたとしても関係なくドッグフードには使われ、鶏肉使用なのでミールと記載されてしまうので健康を考えるなら避けた方が良いです。
甘味料の多いものも内臓に負担がかかったり、食べ過ぎれば糖尿病になるリスクがあるので意識してチェックしてみてください。
新鮮な材料というのは人間が食べても大丈夫な材料を使っているかどうかです。
私たち人間も傷んだり農薬を多く使った食材は食べたくないですし、健康への影響も気になりますよね。
ドッグフードの中にはそういった基準値以上の農薬が残っていて人に害のある食材を使っているものもあります。
愛犬のためとはいえ、ドッグフードを試食するわけにはいかないので、気になるドッグフードは製造元ホームページで原材料を確認するのが良いでしょう。
原材料に自信があれば記載があるので判断材料になるはずです。
そしてグレインフリーですが、これは穀物類を使用していないものをさします。
なぜ穀物類がダメかというと、元々犬は肉食動物なので体や内臓の構造上、これらを食べるのに適していないのです。
小麦やとうもろこしなどの穀物類は犬にとっては栄養価値はなく、ドッグフードのボリュームを出すために使われていることがほとんどです。
そこで穀物類を含むドッグフードを食べ続けていると消化不良を起こし、肥満や低血糖症などの病気になりやすく、場合によってはアレルギーを引き起こす可能性があります。
ドッグフードにも平行輸入品があります。
気を付けたいのが安価だからといって平行輸入品を購入することです。
ドッグフードはほとんどが船によって運ばれてきます。
その際、正規契約しているものは北の寒い地域を通るルートを使いますが、平行輸入品は赤道付近の湿度の高いところを通ってくるものが多く、
品質劣化を起こしている可能性が高いです。
また平行輸入品は輸入先の国内の植物のために、害虫駆除(燻蒸)されているものが多いです。
そしてドッグフードには駆除に使用する薬品の規制がないので毒性の強い有害な薬品を使っていて、食べさせるのはとても危険です。
大型のショッピングセンターや輸入品を取り扱うお店などには、同じ商品でも値段の異なるドッグフードを置いているところもあります。
値段だけで安易に選ばず、お店の人にどれが正規品なのか確認してから購入するようにしましょう。
犬にも小型、中型、大型、子犬や老犬、少食や肥満気味といった種類、個性がありますよね。
それぞれの種類によっても適したドッグフードがあります。与えてはいけない、という厳密なものではないですが、
愛犬の体にあったドッグフードを選ぶ方が健康管理には良いでしょう。
特に少食の犬は摂取すべき栄養素が足りない場合が多く病気にかかりやすかったり、肥満気味の犬は内臓や脚への負担が大きくなり、
病気や怪我の心配もあります。それぞれの個性に適したドッグフードを与えることで健康な体へ改善できることもあるので、ドッグフード選びは大切です。
そして忘れてはいけないのが好みです。犬も人間同様、食べ物に好き嫌いがあります。
人間には同じように見えるドッグフードでも、犬たちにとっては全く異なります。せっかく健康に良くても食べてくれないのでは元も子もありませんので、
数種類試してみると愛犬の好みが分かりますね。
こういった理由から、特定のブランドやメーカーのドッグフードを一概に「おすすめ」とは言えません。
ドッグフードを選ぶ際の3点を意識して「愛犬の健康にとって一番」のドッグフードを選んであげて下さいね。