ドッグフードと手作りごはん、おすすめの犬の餌はどっち?
ワンちゃんを飼っている方の中には、どんな餌をあげたらよいのか悩んでいる方もおられます。
もちろんドッグフードをあげることもできますが、ドッグフードの種類によってはワンちゃんの健康を害してしまったり食べてくれなかったりする場合があるからです。
犬の餌としてふさわしいものはいったい何なのでしょうか。
それぞれのメリットとデメリットについて考えましょう。
ドッグフードは万能の犬の餌
もっとも手軽で一般的な犬の餌はドッグフードです。
インターネットの質問箱を見てみると、多くの人がドッグフードしか与えてはいけないと思っています。
確かにドッグフードには数多くのメリットがあります。
一つ目は手軽であるということです。
袋単位で購入しておけばお皿に入れてあげるだけだからです。
手間がほとんどかからず、ワンちゃんの好きな味付けにもしてあるので喜んで食べてくれます。
二つ目のメリットは価格です。
ドッグフードにはいろいろな種類がありますが、スーパーマーケットなどで売られているドッグフードであれば1kg当たり数十円から100円前後で手に入ります。
配合されている材料が心配という方は通販でより高品質のドッグフードを購入できますが、それでも1kg当たり300円程度です。
もし自分で材料を購入して犬の餌を作るとなればそこまでリーズナブルにはできないでしょう。
三つ目のメリットは、いろいろな栄養素を一度に摂れるということです。
高品質なドッグフードにはメインとなる材料の他にいろいろな栄養素が配合されています。
ハーブや脂質、野菜、ビタミンやミネラルといった栄養素が配合されているので、一つのドッグフードを食べさせてあげれば他には何もいりません。
こうしたメリットに対してデメリットもいくつかあります。
例えば安いドッグフードには、ちゃんとした肉ではなく動物の死骸や内臓、血などが味付けされて配合されていることがあります。
質の低いドッグフードを与えていると愛犬の健康を損ねたり、グレインフリーのドッグフードでないとアレルギー反応が出てしまう恐れもあります。
手作りの犬の餌も大人気
ドッグフードは現在でも不動の人気を誇りますが、最近人気が高まっているのが飼い主が犬の餌を自分で作ることで、今では犬の餌のレシピ本なども多く発行されています。
手作りの犬の餌にも多くのメリットがあります。
まず、旬の食材を取り入れて、物によっては生で食べさせてあげられるということです。
ドッグフードだといつも変わらない見た目・味ですが、手作りの犬の餌は旬の食材を入れてあげることができます。
しかもワンちゃんも生で食べられる食材を入れれば、加熱することで死んでしまう酵素もワンちゃんが取り入れることができるので、より健康的です。
別のメリットは新鮮な食事を与えられるということです。
多くのドッグフードには保存料や酸化防止剤が用いられていますが、ドッグフードに用いられる保存料や酸化防止剤は非常に強力で、本来石油に用いられるものもあります。
これはワンちゃんにとって非常に良くない成分です。
もし手作りのご飯を作ってあげることができれば、保存料や着色料・酸化防止剤を一切使わない食事ができます。
さらにアレンジ次第では人間も同じ食材で作った食事が食べられるので一石二鳥です。
ただしデメリットもあります。
あまり保存がきかないこと、持ち運びに不便であることなどがその一例です。
さらに栄養が偏ったり塩分・糖分が多くなってしまう恐れもあります。
おすすめのドッグフード・手作りご飯
ドッグフードでおすすめのものといえば、「モグワン」、「カナガン」、「グゥード」などです。
モグワンは主原料がチキン生肉、穀物・酸化防止剤・人口添加物を一切使用していないという高品質で安全なドッグフードとなっています。
さらにうれしいのがワンちゃんの食いつきがとても良いという点です。
97.8%のワンちゃんが食いつくおいしさです。
カナガンは骨抜きチキン生肉を主原料にしています。
やはりグレインフリー、酸化防止剤・添加物は使用していません。
またグゥードは兵庫県産のチキンを主原料にしています。
しかも加熱処理をすることなくすべての原材料を生食で作っているというこだわりです。
一方で手作りの犬の餌の場合は肉や野菜を使っておいしく作ることができます。
例えば「鶏肉のチーズ蒸し」がおすすめです。
鶏肉を小さく切り、シリコンスチーマーに入れて電子レンジで加熱します。
鶏肉が蒸しあがったら今度はチーズを乗せてとろけるまで電子レンジで再加熱します。
チーズが多すぎると塩分が多くなるので注意しましょう。
シニア犬のためにはカボチャとささみを使ったご飯が良いでしょう。
カボチャ、ささみ、さつまいもなどワンちゃんにうれしい食材を長時間煮込んで食べさせてあげることができます。
その際、やけどをしないように注意しながら食べさせてあげましょう。